カッコいい50歳を迎えるために。お小遣い2万5千円からの脱却。

あと数年で50歳を迎えるワシの小遣いは月2万5千円。どうにかしてもう少し好転させたい。

お小遣いの平均

先日、ネットのニュースで出ていた。

 

「サラリーマンの小遣い 3万7,873円と過去3番目の低水準」

 

 思わず首をひねってしまった。3万7,873円の一体どこが少ないんだ?今の僕の小遣いより1万3千円ほども多い。この差は大きい。とてつもなく大きい。そんなにあって何が不足というんだろう?それだけあればどれだけ豪勢な昼メシを食べられることか。どれだけユタカな気持ちで日々を過ごせることか。なのに不思議なことに、この記事には続きがあって、

 

「昼食代は587円と、2009年以降では2番目に高かった​」

「1週間のうち、昼食に「弁当」を持参する割合は、平均で34.9%と最も高くなっている」

 

 この587円という金額は意外だった。もっと多いのかと思った。正直、1日500円で考えている僕と大差ない。おまけに弁当の持参率も高い。皆さん、小遣いが3万7千円もあるのになぜだろう。食費は削って他のところでお金を使っているということなのだろうか。

 試しに計算してみれば、1か月の休みが6日から8日あるとして昼食代は587円×出勤日数で月に1万3千円から4千円くらい。とすると2万円以上余ることになる。確かにそれだけ余ればかなりいろいろなことができる。ショッピングをしたり、飲みに行ったりすることも可能だ。この2点は僕には日常縁のないことである。ウラヤマシイ。

 

 でも、その計算なら僕だって月に1万円は余るはずじゃないかと思われそうだが、実際はそんなことはない。誰でもそうだと思うが、昼メシ以外にもなんだかんだ言ってお金は使ってしまうものなのだ。

 特に僕の場合、普通の家庭とちょっと違っていて、自分が食べる朝食のパンは家計からではなくて、自分の小遣いの中から買うことになっている。家計から買うパンはカミサンや大学生のムスメが食べることに――暗黙の了解のうちに――なっているのだ。いつからこうなったかは分からない。

 

 だから当然、スーパーやコンビニに行く機会が増える。特にスーパーの場合はいけない。コンビニよりも安いというのと、食パン1斤持ってレジの行列に並ぶのも気が引けることもあり、ついつい余計なものまで買ってしまうのだ。切らしていたからとビールを買う。甘いものもキライじゃないから菓子パンにも手が伸びる。さらにお通じ対策のヨーグルトを必要だからとカゴへ入れる。そんなこんなであっという間にそれなりの金額を使ってしまうのだ。これを週に2回繰り返していれば小遣いがどんどん減っていくのは当然である。その減り方を少しでも緩やかなものにするべく、少しでも安いスーパーを選び、そして万が一、そこで100円玉を落っことそうものなら、前回の記事のようなことになってしまうのは、ここまで読んでいただいた皆様ならご理解いただけるのではないだろうか。

 

 

 

――なワケないか。